(たかやまいなりじんじゃ/東京都大田区本羽田)
取材日:2004年2月7日
この辺りは中村と呼ばれ、社殿は名主橋爪家(伊勢屋=本羽田3丁目
辺り)の前にあったが、昭和4年の六郷土堤改修工事の際、現在地に
移転された。移転前の社が飛騨高山より来た大工によって建築された
事から、高山稲荷と呼ばれるようになったと云われている。戦前の初
午祭には、芝居も催され大層の賑わいをみせた。この辺りの親達は初
午の日に社前に小屋を作り、子供をお籠もりさせてから寺子屋に入門
させたと云う。 (以上「穴守稲荷神社」ホームページ記述より転載) |
高山稲荷の全景です。神社にしては高い樹木などもなく、ちょっとした公園といった雰囲気の空間です。 | |
訪れた日(2月7日)はちょうどお祭りにあたっていたらしく、太鼓の音が聞こえていました。 道路に平行に向いた社の前には、たくさんの幟が並び、お祭ムード満点です。 |
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高山稲荷の全景です。神社に赤と白の幟が交互に並べられています。そしてその先にはお社が見えます。 | |
高山稲荷の社です。両側にたくさんの幟を立て、鳥居には真新しい紙垂(しで)が下がっています。社の右手には太鼓も見えます。 | |
社の中にはいろいろな供え物があります。お酒、お餅、蜜柑、そしてもちろん、きつねの大好きな油揚げも。 | |
社の中を覗くと、小さな一対の狛狐がいました。それにしても、こんなふうに盛大にお祭りをされるなんて、ここの狐は幸せですね。 | |
氏子の方々でしょうか。焚火にあたりながら、談笑しています。こんな光景が何十年も続いてきたんでしょうね。 |