(横浜市港北区日吉)
東横線日吉駅には慶応大学がありますが、その工学部は矢上という
ちょっと離れた場所になっています。その校舎の近くにあるのが
「日吉神社」です。
鬱蒼とした木立に囲まれた長い階段を上りつめると、ようやく
狛犬の鎮座する神社に到着します。
小高い丘の頂上に位置する境内は、広々として、人っ子ひとり いません。正面にはとても立派なお社があります。そしてその 左手に小さく見えている社が、日吉天神様です。
これが日吉天神の全景です。こじんまりとはしていますが、神社と しての体裁は完璧です。絵馬もたくさん下がっていますね。
臥牛
そして、その境内にどっしりと構えているのが、この「臥牛」です。 天神様と臥牛の謂われについては、いろいろあるようですが、 いずれにしても、天神様に祀られるのは菅原道真公ということで 学問の神様のようです。この牛のように、どっかりと構えて辛抱 強く学問に励む姿を表しているのでしょうか?
牛さんは、こんなお顔をしています。とっても理知的な表情で さすがに学問の神様ですね。
後ろ姿は、なんとなくせくすぃーです。
だれですか?
「そう言えばうちの女房のお尻に似てるな」なんて言ってるのは。
日本の神社には本当にいろいろな動物がいますよね。日枝神社には お猿がいますし。中には狛猫なんかもいるようです。こうして日本人は、 とても身近に神様を感じ取っていたんですね。