(どうねんいなりじんじゃ/横浜市鶴見区生麦4丁目)
取材日:2006年3月22日
奉納日:2006年5月31日
京急本線の花月園前駅から歩いて5分ほどにある住宅地の中の稲荷です。この稲荷は旧東海道沿いにあるのですが、今見ると、旧東海道はまるで「路地」のようです。それでもかつては、ここを通る旅人などが参拝をして行ったのでしょう。 規模は大きいのですが、残念なことに狛狐はいませんでした。それでも、大事なお稲荷さんなので、紹介しておきます。それから最後に。このすぐ近くにあった稲荷も紹介してあります。 |
道念稲荷神社の全景です。なぜか正面の参道入り口は封鎖されています。奥の方には赤い鳥居群と幟が立ち並び、稲荷の雰囲気満点です。 | |
これが稲荷の前を通る「旧東海道」です。今ではすっかり「裏通り」になってしまいましたが、嘗てはたくさんの旅人達が歩いていたことでしょう。 | |
正面から見たところ。最初の鳥居は上の横木だけが黒くなっています。 そして、その奥にはたくさんの赤鳥居が例のごとくタイムトンネル状態で並んでいます |
|
額には「道念稲神社荷」とありますレリーフ状になっていますね。いい仕上げです。 | |
赤鳥居のタイムトンネルです。ちょうど頭の高さくらいなので、ややかがんで歩かなければなりません。これも演出なのでしょう。 その奥には、お社が見えます |
|
これが道念稲荷のお社です。社の前には大きな幟を立てる柱があります。 その左手には、神輿の収納庫があります。祭のときは、さぞにぎわうことでしょう。 |
|
おまけ、です。 さて、道念稲荷神社のすぐ隣にある駐車場に、この「赤い小屋」を見つけました。もしや?と思って近づいてみると・・・・・・・ |
|
なんとこれも、お稲荷さんではないですか! すっかり赤い塗料も剥げていますが、その前にはちゃんと鳥居もあり、立派なお稲荷さんです。 |
|
中にもちゃんと、ほら。狐もいますよ。 祭で使うのでしょう、太鼓も置いてあります。 道念稲荷との関係はわかりませんが住民の生活空間にはまりこんでいる稲荷です。 |