平沼稲荷神社

(ひらぬまいなりじんじゃ/横浜市西区平沼2丁目)

取材日:2006年3月21日
奉納日:2006年5月9日

相鉄本線の平沼橋駅のすぐそばにある稲荷です。以前から 電車で通るたびに気になっていた神社で、電車からは「水 天宮」と書かれた幟が見えていました。実際に駅から歩い てみると本当に目と鼻の先です。この神社の中にお稲荷さ んが合祀されています。


平沼神社の正面入り口の様子です。上に通っているのが、この右手を走る東海道本線と相鉄本線をまたぐ道路の陸橋です。
境内は広く、右手奥に赤い鳥居が見えます。「稲荷みっけ!」です。
看板には「平沼稲荷神社」とあります。「通称お稲荷」さんとはわかりやすいですね。商売繁盛、五穀豊穣の神様、ともあります。参拝者が何をお祈りしていいか、よくわかります。
規模の割にはけっこう地味な鳥居です。二重の赤鳥居の奥には、お社が見えています
小さく地味ですが、なかなか風格のあるお社です。お社の両側には、狛狐がいます。
右手の狐です。全体に丸みを帯びておだやかな表情の狐です。前脚には鍵を持っています。尻尾の先は尖って、ピンと立っています。
こちらは左側の狐です。耳も丸く、鼻先が短いので、なんとなく猫のようですね。「狛猫」みたいです。
一方こちらは、前脚で宝珠を守っています。尻尾の先には横に3本の筋が入っています。これは瀬戸物狐などにもよく見られるものです。
お社の内側です。小さな赤い鳥居と正面奥には鏡があります。実に象徴的なインテリアですね。

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