(なかむらいなりじんじゃ/横浜市南区中村町4丁目)
取材日:2006年3月18日
奉納日:2006年4月6日
横浜市営地下鉄1号線の吉野町駅から徒歩10分程度にある稲荷です。掘割川にかかる中村橋のところで、国道16号線から分かれる道路の「稲荷坂」の途中にあります。坂の途中といっても、その坂道から階段でかなり下った位置にあるため、ちょっとわかりにくいでしょう。 |
稲荷坂の道路から見下ろすとこんなふうに赤い鳥居と社が見えます。 地図に載っている割には、意外に小規模な稲荷です。 |
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階段を下りて、正面からみたところです。こじんまりとしていながらも造りも新しく、しっかりと祀られているのがよくわかります。 | |
石塔には「中村町稲荷山」とあります。この稲荷坂のある小高い場所をかつては「稲荷山」と呼んだのでしょう。地図を見ると「稲荷山」という名称は、あちこちで見かけるものです。それだけ、稲荷信仰は各地で人々の生活に深く根付いていたのでしょうね。 | |
額には「中村稲荷」とあります。実にシンプルです。 | |
赤く塗ってある社は覆堂で、中には木製の祠が見えます。 | |
無理矢理ストロボで中を撮影してみました。これが本当の祠です。手前には木製の鳥居も見えます。渋いですねえ。 | |
その両脇には石製だと思いますが狛狐がいます。小さいながらも、風格満点です。 | |
こちらがもう一方の狛狐です。外からは狐が全く見えなかったので、中これを見つけたときは、本当にうれしかった! やっぱり稲荷には、狐がいないと、物足りませんからね。 |