京浜伏見稲荷神社

(けいひんふしみいなりじんじゃ/川崎市中原区新丸子東2丁目)

取材日:2006年3月16日
奉納日:2006年3月22日

まさか、こんなところにこんなすごい稲荷があったなんて、全く知りませんでした。お恥ずかしい。そんなにも期待することなく、東横線武蔵小杉駅沿いに北上すると、そこは数軒のラブホテル街があります。その道路を隔てた反対側に、このような、ものすごい稲荷があったのです。羽田の穴守稲荷や赤坂の豊川稲荷にも匹敵するような規模のものです。でも個人的には、こういうのはあまり趣味じゃないんですが。
でも、ここにはとんでもない狐がいたのです。それでは、その狐たちをれ紹介いたしましょう。



なんとでかい。派手な鳥居だこと。これでもか、と言わんばかりの堂々たる赤鳥居です。
鳥居の両側には、2匹のでかい眷属が鎮座しています。
上から偉そうに見下ろしている眷属です。こちらは雌ですね。珍しいことですが、おっぱいが並んでいます。
左手には雄の狐が。なんかトッポイ顔でこちらを睨んでいます。でかすぎる狐は、どうも間抜けな感じがします。造型上もてあましてしまうのでしょうか?
これは何故かガラスケースに入ったお狐さんたち。まあ、色白ですこと真っ白な子狐もいます。
これがこの神社の本殿。立派です。ここからはあまり見えませんが、実はこの本殿の前には、数えきれないほどの狐がいるんですよ。あとで紹介しましょう。
本殿の右手には、こんな小さな社もあります。お稲荷さんって、このくらいのサイズがいいですよね。
その右手には、参拝者が奉納するのでしょう、たくさんの瀬戸物狐がいました。
そして、その社の足元には、いくつもの狐が座っています。これらは、様々なところから持ち寄られたのでしょうか?大きさや形もまちまちです。それでも、なんとなくみんな表情が似ている、というのが不思議です。
草むらの中にも、たくさんの狐がひしめいています。まるで、おしゃべりでもしているようです。
この狐のデザインはなかなかよいですね。横に丸くて、あまり見ない形です。
「NOVAウサギ」のようです。
みんなで、いったい何を見ているのでしょうか?
実はこれからがこの神社の見せ所なのです。本殿の前にはこのように無数の狐がおり、まるで自然の山の中で暮らしているように配置されています。
さあ、それでは多彩なきつねたちをお楽しみください。
いかがでしたか?実はここには108体の狐がいるらしいのです。
これらは「原田紫雲」という人の作品だそうです。本当は全部紹介したいのですが、興味がある人はここにおいでください。

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