(なかせだいしいなりじんじゃ/川崎市川崎区中瀬3丁目)
取材日:2006年3月12日
奉納日:2006年3月17日
初詣でおなじみの川崎大師の近くにある稲荷です。京急大師線の大師駅から歩いて5分程度のところにある中瀬公園に隣接しています。境内は広く、社も堂々としているのですが、残念なことに、期待した「狛狐」が見当たりません。少々気が抜けたのですが、よく調べていると、いましたよ、狐が。 |
街中の稲荷にしては堂々と大きな石の鳥居です。石畳の参道の先にはこれもなかなか立派なお社があります。 | |
これも石を彫って作られた額には、「中瀬大師稲荷神社」と記されています。 | |
境内はとっても広く、車などもゆったり駐車しているほどなのですが、肝心の「狛狐」が見当たりません。残念です | |
手前両側には大きな石灯籠が1対ありました。で、ふと見ると、そこにはなんと、狐がいるではありませんか!! | |
ほら。石灯篭の土台に、レリーフで描かれた狐です。これは夫婦でしょうか?たぶん、左手の狐は雌のようですね。 | |
反対側の灯篭にも、やはり狐が彫られています。こちらは随分と躍動的です。1尾が跳ね回っており、もう1尾は、それを見ています。元気な狐たちです。 | |
その他にも探してみると、お社の正面欄間にも狐の木彫がありました。 図案的には、先の躍動的なレリーフに近いものです。しなやかな狐の身体がうまく描かれています。 |