(みなみせんげんちょういなりじんじゃ/横浜市西区南浅間町)
取材日:2006年3月4日
奉納日:2006年3月12日
こちらも相鉄線西横浜駅から徒歩3分ほどの住宅地にある稲 荷です。先に紹介した「宮田町稲荷」とも近いのですが、こ ちらは「西区」に入ります。近くを国道1号線や環状1号線 や八王子街道、それに東海道本線、相鉄本線など重要な幹線 が走り、おまけにその間を帷子川が流れている、という非常 に複雑な環境のど真ん中にあります。こちらも固有の名称を 表すものが何も無かったので、仮の名称で呼んでいます。 |
住宅地の中の路地を歩いていると、突然赤い鳥居と祠の屋根が目に飛びこんできました。 これを見つけるとやはり、わくわくします。向こうに見えるのは、国道16号線八王子街道の陸橋です。国道もさすがに、この稲荷の上を通るわけにはいかなかったようです。 |
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近づいてみると、いました!1対の狛狐が。でも、やはり都会の狐らしく、金網の中に入っています。これは何度見ても、なんとも悲しい感じがします。 | |
こちらが向かって右手の狐。これは珍しく珠と子狐の両方を抱えていました。それに鉤も置いてありますね。なかなか欲張りな狛狐です。 | |
これが子狐のアップです。珠の上に前脚をちょこんと乗っけているのがかわいいです。 | |
この子狐は、母親のお腹の下で、くるりと身体を曲げているようで、母狐の前方から子狐の尻尾が見えています。 | |
こちらがその相方の狐です。こちらは珠だけを抱えています。りりしい姿は、お父さんなのでしょうか? | |
本殿の隣には小さな祠もあります。こういうところが、なんともミステリアスでよろしいですね。 |