(かすみいなりじんじゃ/山形県山形市桜町)
取材日:2007年1月5日
奉納日:2007年1月9日
山形市のほぼ中央には通称「霞が城」と呼ばれる山形城跡があり ます。その近くにある神社が豊烈(ほうれつ)神社です。そして その中にあるのが、この香澄稲荷神社です。 |
豊烈神社は旧山形藩主を祀った神社で、毎年10月には打鞠(だきゅう)と呼ばれる儀 式があります。これはイギリスのホッケーのようなもので、馬に乗った人が杖で鞠を打ち合って行うものです。 | |
その豊烈神社の拝殿の隣にあるのが、紹介する香澄稲荷で す。しっとりした拝殿の脇にいかにも稲荷らしい真っ赤な祠と鳥居が目を引きます。 | |
「正一位稲荷大明神」と記された幟が立っています。でも 残念ながら境内にはお目当ての石狐は見当たりません。 | |
祠の正面には、なかなか粋な額が掛かっていました。自然 木をそのまま活かしたものであまり見かけないものです。右から書いてあるので、戦前のものなのでしょうか? | |
石狐が見当たらないので、いつものごとく、祠の内部をフラッシュ撮影です。すると、 中には祠の両側に瀬戸物の狐が座っています。祠も立派で幕もあり、小さいながらなかなかのものですね。 |