(うたかけいなりじんじゃ/山形県山形市十日町)
取材日:2004年1月3日
山形駅まえの大通りを1キロほど昇った道路沿いにあるのがこの粋な 名前の稲荷神社。これは山形城主斯波兼頼が山形城の守り神として建 立したのが始まりとされる。城主や城下の人々が、短冊に歌を書いて 神社に奉納する風習があり、歌を詠まない者は渡らせない橋も付近に あったことから、歌懸の名が残ったと伝えられている。 |
この鳥居は表通りではなく裏からの入り口。この長い 参道の先に境内がある。赤い堤燈や幟がいかにも稲荷らしくていい雰囲気だ。 | |
これは境内の全景。そんなにも広くはない。今まで表 通りを通りながら、神社があることは知っていたが、 境内に足を踏み入れたのはこのときが初めてだった。 残念ながら本殿の前には狛狐は見当たらなかった。 | |
稲穂マークとは別の、あの炎マークが燦然と輝いてい ます。この妖しさがたまりません。 | |
受験合格祈願の絵馬は狐の絵。なんとも御利益ありそ う。ここまでやる受験生ならきっと合格だね。 | |
なんとも豪華で荘厳な感じの内部です。内緒で扉をあけて撮影したので、ちょっと暗いですが、きらびやか な様子はよくわかりますね中央のご神体(?)の両側には眷属らしき武者が座っ ており、そこにはしっかり狐が寄り添っています。 | |
眷属に使える狐たち。真っ白な狐。 | |
詳細は見えにくいですが、こちらの狐は口に巻き物を咥えているように見えます。 |